400kmのBRMにエントリーできず、探しに探して見つけた新潟の上越高妙スタートのブルベ です。
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主催はなんと! オダックス近畿。
新潟・長野・山梨を走るちっとも近畿ではないブルベですが、エントリーできてよかったです。
近畿よりも近いですが、それでも新潟は遠い。。
しかも、土曜日の午前1時スタートです。
金曜日にお休みも取れず、、仕事が終わって直行です。
夕食も仮眠も取れずスタート
カーナビをスタート地点の上越妙高駅にセットしたところ、、
あれ? 到着がスタート時間だ・・・(((( ;゚д゚)))オロオロ
でも、到着まで3、4時間、高速での移動も長いので、スタートはできるだろうとすぐに出発しました。
上越妙高駅に到着!新潟の夜は8月でも涼しいです
結局、1時間ちょっと前くらいに着きました。
軽く寝ようか、食事を取ろうか・・・
まずは寝てみましたが、時間がないと思う中、車を走らせて来た高揚感で全然寝られません。
食事ができるところを探しましたが、何もありません。コンビニすらもありません。
後で聞いたところ駅の中には合ったものの、10時くらいに閉まったとのことです・・・
準備をして、受付です。
何でこの時間のスタートなんだろうと物凄く疑問だったのですが、写真をアップしていて気付きました。
夜中スタート夜中ゴールにしないと、この場所は使えませんね。
そのためにこの時間か・・・
正直こちらのブルベ かなり辛かったです。
寝ていないとペダリングも悪くなるのか、お尻は痛くなるし、車をずっと運転してきたから、右足首はスタート時から痛い。そして、始終眠い。
ダイジェスト
■スタートから25kmくらい上り基調なのですが、PC1(55km地点)までは涼しさもあり、比較的気持ちよく走れました。
■夕食をとっていなかったので、PC1でパスタをがっつり食べました。
★1つ同じ様なブルベを走る人に重要なことを書いておくと、8月で雨が降るわけではない日でしたが、新潟・長野の夜はとても寒いです。
10度以下です。後半だったか前半だったか忘れましたが「今、6度だよ」と言う声も聞きました。
あまり防寒装備を持っていかなかったのですが、アームウォーマー、ふくらはぎのサポータ、ウインドブレーカーと持っていたものはすべて付けました。
■PC2までもダラダラと上りです。既に眠いです。だんだん日が出てきて、寒さが薄らいできました。
■PC2のコンビニの前には足湯場がありました。お湯は張っていなかったのですが、座って食事ができます。お湯が張っていたら少し寝たかも。
信州上山田温泉店
■まだまだ上りは続きます。PC2-PC3、上田あたりは本当にずっとダラダラ上り坂です。明るくなって元気が出てきたものの辛いです。
■PC3-PC4、八ヶ岳です。道の駅「こぶちざわ」を目指して20kmくらいなんですが、ずっと上り。キツかったです。
あまり坂の急さが伝わらないですが、PC2からPC4はずっとこんな感じの坂。
でも、このPC4道の駅「こぶちざわ」まで来れば、後はそれほど辛くないと思っていました。PC4で200km、半分来たと言うのもありましたし、この後は安心しきってしまっていました。
ここからが辛いということを知る由もなく。。
後半は辛くてあまり覚えていませんダイジェスト
■PC4-PC5は、アップダウンのくり返しです。少しでも早く戻りたいと言う気持ちが、ここのあたりではまだありました。
■眠いのでちょこちょこ仮眠をとりました。通行の邪魔になっらない柵にもたれて、お休みのお店の駐車場の迷惑にならならなそうなところ見つけてとか。15分程度ですが、寝ないとやっていられない状態だったので、ちょこちょこと寝ました。
★ここでちょこちょこ寝ておいたのには理由があります。眠くて眠くて仕方がないと言うのもあったのですが(苦笑)
夜になるとまた寒くなって、今の装備では寝られないということがなんとなくわかっていので。できるだけ暖かいときに体力を温存していました。
■起きて走り出すと、先に寝ている人を見たりと、皆同じくらい疲れているのだなーと言うのがわかりました。
辛かったのはPC6から
■ラスト100kmです。前半の40、50kmアップダウンが急で本当に死にました。
■暗くなってのさらなる眠気×意外に急なアップダウン。八ヶ岳より急で辛かったです。そう感じただけかもしれませんが。
■ここでは書けないような状況も何度か・・・
■溝に落ちている人も見ました。痛そうでしたが、崖じゃなくてよかった! 自転車が壊れなくてよかった。
山の途中で連帯感が生まれる
暗くて、怖くて、眠たくて、坂が急で、足が残っていなくて、みんなが疲れていました。
人に会うと「固まっていきましょう。ここで1人トラブル起こしたら、おそらく死ぬ」と声を掛け合いながら上りました。
登っても登ってもまたその先に坂があるイメージです。
先に1人軽快に登っている人がいたので追いかけていくと、先で立ち止まっています。
「どうしたんですか?」と声をかけると、
「前に壁があるような気がして、登るのためらっていたんです」と。
やはり写真だとあまり角度がわかりづらいですが、
山をひたすら登った後、街明かりが見えて安心したところだったので、ここでも坂かという感じだったのです。本当に壁に見えました。
やっと上り基調を終えたのですが、まだ50kmあります。
時間の貯金は使い果たし、ここからも休まずひたすら走りました。
最後の40分くらいは本当にダッシュでした。
そして、無事完走できました!
オダックス近畿のピンバッチ500円も買って、なんかホッとしました。
ここからまた車で4時間帰らないといけない。。
サービスエリアに3回ぐらい入り休み休み気をつけて帰りました。
コメント
初めてコメント致します。
同じブルベに出てました。
ホント、最後の100キロはヤバかったですね。
もしかしてと思って、コメントするのですが、
自分、白のオルベアに乗ってたのですがかなりニアミスしてませんでしょうか?
コメントありがとうございます!
ギリギリゴールの集団にいました。
暗闇の山怖かったですね。一体感生まれましたね。
眠くて眠くて、また走りましょうと言いつつ、
誰とも連絡先を交換できていませんでした。
連絡いただけて、本当に嬉しいです。
メールさせていただきます!