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rush3 マウンテンバイク

道を選ばないで走るMTBが好きで、Cannondale の LEFTY に意気揚々と乗っていた私(部長)です。ある日、気持ちよく多摩サイを走っていると、横をビュンビュンと抜いていく人たちが、、ロードバイクです。もちろんロードバイクを知らないわけではなかったのですが、細くてすぐにパンクしそうなタイヤ、サングラスにヘルメット、スパッツのような恰好(その時はアイウェアも、サイクルジャージも良くわかっていませんでした)。あれはないなと思っていました。
MTBもそこそこ速いです。しっかり踏めば、同じ速さで走れるはず。はははは、あれ?全然ついて行けない。この人がたまたま速い人なのかとも思ったけど、どのロードバイクにもついていけない。少し頑張ってついて行ったとしても、息は上がり、あれあれよといううちに話せれていきます。あっという間に追いつけない距離に・・・
『これは自転車の違いなのだろうか。タイヤの抵抗はあるにせよ、そんなに変わるものなのだろうか。もしかして、ロードに乗ろうとする人は早い人しかいない? あ、また抜かれた。。』んー、だんだん面白くなくなってきます・・・

『自転車を変えればあの人たち(ロードの人たち)に抜かれなくて済むのだろうか?(ピリピリ)』

ワイズロード府中多摩川店

ロードに乗りたい!乗ってこう楽しみたい!という前向きな気持ちではなかったので、お店の人のおすすめを聞きながら、正直、デザインでロードバイクを選びました。安すぎるものを買って、それが原因でまたついても行けないと余計にショックなので、普通以上のロードかどうかだけ念入りに聞いた覚えがあります。「高いのは切がないけど、いろいろなシーンで結構走れるバイクだと思いますよ」と店員さん。いろいろなシーンってなんだ・・・

納車

ロードバイクに初めて乗った時のことを覚えている人ならば、わかってくれると思いますが、MTBとは全然違う乗り物でした。なんて軽やかには走れんるんだろうと感動しました。
中学生の時にブリヂストンのロードマンに乗っていたので、同じようなものだろうと思っていたのですが、全然違いました。あれは、タイヤがもう少し太かったのかな?? 地面をしっかりグリップして、アスファルトを削るように走るMTBと比べると、スケート靴でも履いているかのようにスーッとスムーズに転がっていきます。羽が生えたかのような感動を味わいました。

ロードバイクを買ったからといって、遠出をするわけでもなく依然多摩サイを走っていたのですが、とても気持ちよく走れました。どうやればこんなに速く走れんるんだろうともう人もいましたが、たいていの人にはついていけましたし、気持ちの良い速度で走れていました。

エース・いぬっち登場

こんなに近所を乗って楽しいのであれば、一緒に走る仲間が欲しいなーと思った時でした。
ロードバイクの話をしたところ、僕も乗っていますよと、後輩のいぬっち。
では、走りに行こうということで、結局、どこかに行くわけではなく多摩サイを走りました。でも、走り始めは本当に楽しいもので、どこ走っても楽しかったです。いぬっちも私もサイクルジャージは着ていなかったですし、すね毛も剃らない感じでしたが、とにかく楽しかった記憶があります。
エース・いぬっち

隣のナベさん

もう一人、一緒に走りたいなーと思っていた人がいました。私の家の隣のナベさんです。ちょこちょこロードバイクで出かけているところを見ていたので、気になっていました。しかも、バッチリとサイクルジャージを着込んで、見るからにベテランのいでたちでした。
話を聞くと、かなり前からロードバイクに乗っているということ、三本ローラーも持っているとのことでした。

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声をかけると快く、「一緒に走ろう走りましょう」ということになり、これまた多摩サイを飽きずに走りました。
始めは後ろからついていくのがやっとなくらいでした。ペースが一定で、安定したしっかりした走り。私のムラがある走り方をする私には、とても参考になりました。そして、後ろからついていくと、ふくらはぎが異様に発達しているように見えました。
話を聞くと、坂道が多いところに住んでいたらしく、坂を登るのが好きだとのことでした。
まるで「シャカリキ」じゃないか!

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そうして、定期的に2人と楽しく走ることになったのでした。
ただ、それほど遠出にも、どこどこの山を攻めたいとかもなかったので、多摩サイや尾根幹を走ることが多かったのです。

でも、だんだんと距離が長くなってきました。そして、楽しくポタリングをするというよりは、もっと速く、もっと長くとだんだんと思うようになってきたのです。

スポーツ経験もなく、体を動かすことも好きではなかったのに本当に伏木です。

それで、ついに多摩サイを行ったり来たりするのでは物足りなくなり、思いっきり走れるレースに出ようかなと思ってしまったのです・・・

富士チャレンジ300 in FUJI SPEEDWAY

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