富士チャレの結果に意外にショックを受けた私(部長)は、 すぐに次のレースを探し始めました。
たまたま買っていた雑誌「CYCLE SPORTS」に、ロングライド・ヒルクライム大会参加データブック2014という付録が付いていて、 便利なのでこちらで選ぼうと思いました。
完走率なども書いてあるじゃないですか、あれ? どのレースも完走率も結構高めです。
90%以上の大会がほとんどです。
どういうことか!? 初めてのレースが「富士チャレ」 だったのでなんで他の大会はこんなに完走率が高いのか混乱しまし た。
完走率が低いレースの方が珍しいです。 レース場でやる大会の方が稀なので、 帰って来れないような大会はあまり組まないです・・・
でも、「富士チャレ」 の傷心で誰もが完走できる大会などは欲していませんでした。
あと、割とどのレースも短距離なんですよね。 ヒルクライムがブームということもあり、10km〜 50kmのイベントが多いです。
でも、「富士チャレ」で200kmを走りきれなかった傷心で、 50kmくらいのイベントも欲していませんでした。
そんな気持ちで眺めていると良さそうな大会を見つけました!
「 Giro de HOTAKA」です!ジロ デ 武尊と読みます。
Giroとは「周遊、一周する」といった意味です。
つまり、 武尊山を一周するレースということでしょう。
距離は120km、最大標高差1188m、獲得標高2700m。 よくわかっていませんでしたが、走りごたえは十分そうです。
そして、完走率が75%と書かれていました。ぐるっと一周、 迂回というか逃げ場がない120kmなのに完走率が約70% はやばいなーと思いつつ、この大会に出ることにしました。
開催日 | 2014年10月26日(日) |
場所 | 群馬県利根郡片品村 |
URL | http://ozesp.com/ |
距離 | 120km |
制限時間 | 8時間 |
完走率 | 75% ※ |
※CYCLE SPORTSより
大会には、ヒルクライム有名な村山利男さん(東京電力)も出場するともありました。「富士チャレ」坂でやられた私は、 坂がどうにかならないかと思い、これも偶然、 こちらの本を買っていたのです!
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村山さんは、毎日坂を登り毎日酒を飲む、
村山さんに会える。紅葉も綺麗。 傷心の私にはぴたりの大会でした。
いざ、群馬県片品村へ

紅葉が綺麗でした。でも、あまり写真は撮れていません。 うん、走りに来たので。
朝早いので、前泊です。
群馬県片品村の大会会場は付近にペンションがいっぱいあり、 宿泊には苦労しません。
お世話になったのはペンション「ラパン」さん。 夕食がとても美味しかったです。
しかも、どの宿泊先も「Giro de HOTAKA」のことをもちろん知っていて、 朝食を朝5時に作ってくれたり、 とてもありがたい対応をしてくれます。
ちなみにかなり山深いところですが、 スーパーのようなコンビニ?も1軒あります。車で行かなければなり ませんが、ドリンクなどの買い出しも困りません。
そして、すっごいいい天気だったのですが、とても寒いです。 ペンションの方が、今日はいい天気だったから、明日は放射冷却でさらに寒くなると話してくれました。
放射冷却? 初めて聞きました。晴れた次の日は夜の間に地面の熱が逃げて、 とても寒くなるという現象のようです。 わかりづらいので図にしました。

晴れた日の夜は、熱を守ってくれるものが何もないので、雲がある日より、熱を取られて次の日の朝は寒くなるのです。
長くなりすぎたので、 レースの模様は次の記事に書かせていただきます。
↓こちら。