ホイールを初めて買う人のために!ホイールの基礎知識!

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基本から丁寧にホイールのこと

1.ホイールとは
2.ホイールのタイプ
3.メリット・デメリット
4.用途で選べ!
5.ホイール購入時の注意
6.主要メーカー
7.おすすめホイール

1.ホイールとは

ホイールは、自転車の車輪のことです。
ハブ、スポーク、リムで成り立っています。一つひとつの部品を買って組み立てるいわゆる「手組ホイール」という選択肢もあります。一方、最初から組まれたホイールのことを「完組ホイール」と言います。手組ホイールにもメリット・デメリットがあり奥深い世界のようですが、まだそこまで行きついていないので、今回は完組ホイールを中心とした話です。

【ホイールの構成】

ホイールの説明

2.ホイールのタイプ

一つひとつ専用の設計でリム・スポーク・ハブを組んでいる完組ホイール。
組み合わせるタイヤのタイプによって、クリンチャーチューブラーチューブレスというの3タイプに分かれます。

ホイールタイプ 構造

クリンチャー
一般的なのは、クリンチャーホイール。パーツをバラ組みしたような自転車でない限り(つまり完成車)、ついているホイールは、ほぼ100%クリンチャータイです。タイヤとチューブが分かれているので、メンテナンスが簡単というのが最大の特徴です。

チューブラー
チューブラーのタイヤは、チューブとタイヤが一体化しています。ホイールにリムテープという両面テープのようなものを使ってタイヤを貼り付ける構造です。
プロがレースなどで使っているのはほぼチューブラーです。クリンチャーより、転がり抵抗が少ないのが利点です。
ただし、チューブとタイヤが一体化しているのでパンクした場合、チューブをタイヤごと交換しないといけません。

チューブレス
クリンチャーのチューブがない感じのものがチューブレスタイプです。タイヤとホイールの間の気密性がしっかりしてチューブを必要としない構造になっています。
チューブレスといってもパンクしないわけではなくタイヤに穴が開くと当然パンクします。ただし、パンクした時にバーストしないで安全と言われています。

3.メリット・デメリット

 タイプだけで、すべてが決まるわけではないので、あくまでクリンチャー、チューブラー、チューブレスの特徴を考えた時のメリット・デメリットだと思ってください。
クリンチャーは、上にも書きましたがパンクなどの修理がしやすいです。基本、チューブがパンクするだけなので、チューブを取り替えればすぐに走り出せます。また、その交換作業も慣れれば一番やりやすいと思います。チューブラーは、パンクするとタイヤごと交換しなければいけません。チューブレスも、パンクしにくいとはいうものの、万が一パンクした場合は、タイヤを交換しなければなりません。また、チューブレスはこの交換作業がとても大変です。
あと何気に見過ごせないのが、クリンチャーは一般的で多くの人がつけているタイプだけにトラブルがあった時にチューブを分けてもらったり、タイヤすらも持っている人がいる可能性が高くなります。パッチなどを持っているだけである程度の修復もできます。ブルベとか長距離の時はこの安心感は大きいです。
チューブラーは、プロの選手が採用しているだけに走りの効率としては一番いいのだと思います。転がり性能も良くなり、また乗り心地もしなやかとのことです。また、リムとタイヤを直接接着するのでリム構造が他のタイプとは大きく異なります。リムでタイヤをホールドしなくてすむ分、軽くなります。
チューブレスは、こちらもチューブラーの一種というだけあって転がり性能も乗り心地も良いとのことです。いぬっちチワワズいぬっち絵文字がチューブレスに変えましたが、すっごい転がると言っていました。ただ、ホイールの構造というよりは、どのようなタイヤをつけられるかということなかーと思っています。
チューブレスタイヤは、チューブを守るために作られているのではなくそのもの自体で気密性も強度も持っているので、空気圧を下げてもタイヤの凹みが少ないと考えられます。乗り心地だけではなく、空気圧を下げられる分、グリップ力も上がり、安全性も高まるという話になります。あと、チューブレスはパンクしてもバーストしないので、その点でも安全性は高いといえます。
【まとめ】
転がり 修理
メンテ
乗り
心地
安全性 種類
クリンチャー
チューブラー
チューブレス ◎?
↓こちらで具体的に比較しています。
シマノのホイールでクリンチャー、チュブラー、チューブレスを比較

 4.用途で選べ!

 なんでホイールを変えるのでしょうか? 速くなりたいから!
ということだと思いますが、ホイールの用途は、大まかにリムハイトで分けることができます。あくまで一般的にですが、リムハイト(リムの高さ)が低いか、高いかで用途が推測できます。
■リムハイトが低い(=25mm前後)ホイールは、ヒルクライム向き
■リムハイトが高い(=50mm前後)ホイールは、高速巡航向き
リムハイトが低いと軽くできるので、ヒルクライムに向いているし、高いのは空気抵抗を少なくするためなので、高速巡航に向いているということです。
35mmくらいであれば、いいとこ取りのオールラウンダーということになります。

5.ホイール購入時の注意

 ホイールを購入したが、自分の自転車に合わなかったということがないように、念のため下記のチェックをしましょう。
【規格が合っているか】
・サイズ
・対応スプロケット
・リム幅
・対応変速
【用途があっているか】
・ホイールのタイプ
・リムの高さ など
サイズ
意識しなくても大丈夫かもしれません。ほとんどのホイールが700C用なので。ただ、タイヤには700Cと書いてあり、ホイールには622とあったりするのでとても混乱します。私は(笑)
622は直径622mmということです。700Cのタイヤは直径622mmのホイールに合います。ここが紛らわしいですよね。622はタイヤの内周(=ホイールの外周)の直径ことを表し、700Cはタイヤの外周の直径のことを表しているのだろうということはわかるのですが、同じフランスが作った表記(mmの話)だと思うのに、タイヤの直径は700mmもねえよ!と混乱するわけです。
ただ、表記が違うだけで同じなので、700Cは622のホイールと覚えてしまいましょう。650という小さいサイズのタイヤもあるのですが、700Cが一般的になりすぎて、ホイール自体に直径が622ですとか、700C用のホイールですよということはほとんど表記されていません。
表記については、こちに簡単にまとめたので、読んでください!
★タイヤ・ホイールのサイズの表記について
 
対応スプロケット
カンパニョーロ用とシマノ(スラム)用があります。リアホイールにスプロケットを装着しますが、どのスプロケット(コンポーネント)を使っているかによって異なります。
リム幅
 ロードバイク用のホイールならば、太すぎてはめられないということはないと思いますが、念のため確認しましょう。自分の想定していたタイヤがはまるかを確認するぐらいでいいと思います。だいたい18〜28mmくらいだと思います。15cとか17cと書かれていることもあります。
リム幅についても、私はとても混乱したので、混乱ポイントも含めて
↓こちらに書かせていただいています。
★タイヤ・ホイールのサイズの表記について
対応変速
 こちらも念のためですが、ご自身の変速に対応しているかも確認しましょう。10速,11速などと両方対応にしていることがわかるように書いてあることが多いです。
コンポーネントがSORAの場合は、まだ9速だと思うので、対応しているか念のため確認した方がいいと思います。

6.主要メーカー

 まずは、4大メーカー!
・SHIMANO (シマノ)
・フルクライム (FULCRUM)
・Campagnolo (カンパニョーロ)
・マビック(MAVIC)
まずはこの4社のホイールを比較して、自分にあったものを探してもいいのではないかなーと持ってしまいます。ラインナップが多いので、用途や価格帯を比べられるのでわかりやすいと思います。
また、同じ価格帯や同じ用途で各社しのぎを削っているので、メーカー比較もしやすいです。
あとは、
Specialized(スペシャライズド) :ロヴァール
IRWIN(アーウィン) : 台湾のメーカーです。
ZIPP(ジップ):エアロホイール!
BOMA(ボーマ):カーボンホイール!
ambrosio(アンブロッシオ)
CORIMA(コリマ)
HED(ヘッド)
EASTON(イーストン)
TOKEN(トーケン):台湾メーカー
DT SWISS(ディティスイス):見ての通りスイスのメーカーですね。
などですかね・・・
いろいろ見ていくときりがないので、チワワズ的にはまずは4大メーカーで自分にあったホイールを探す。その対抗馬をいろいろなメーカーで悩むというアプローチでしょか。

7.おすすめホイール

おすすめするほどホイールを試していないで、、
こちらはまた使用者から聞くなどして、別途書きたいですが、ホイールを変えたいな・・・という人がまず目に止まるのが「ゾンダ」と「レーシング3」です。
カンパニョーロとフルクライムですね。

Campagnolo(カンパニョーロ) ZONDA C17 WO クリンチャー 前後セット シマノ用 ゾンダ

新品価格
¥50,980から
(2017/10/25 05:57時点)

FULCRUM(フルクラム) RACING 3 レーシング3 ホイールセット シマノ用【並行輸入品】

新品価格
¥51,790から
(2017/10/25 05:59時点)

・実売価格が5万円台!
・皆が使っていて高評価!
・オールラウンダー!
というところでしょうか。私(部長)チワワズ部長絵文字も「レーシング3」を使っています。

なぜ、レーシング3にしたか?
白くてかっこい良かったからです。

皆様も、『少しでも早くなってやろう』と色気を出して、ぜひホイール交換を検討してみてください!

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